豊明拓本会
代表者 清田節子(清田麦舟
昭和60年4月1日、青木猶次先生のご指導のもと豊明拓本会が結成されました。当初は会員数も多く、一泊旅行をしながら、遠くは長野県塩尻の興龍寺、松本の道祖神、奈良県桜井市の山野辺の万葉歌碑、大阪府吹田市の千里南公園などに採拓をしに行きました。
拓本は、殆どが屋外での採拓なので、天候や風の強さなどで採拓出来ない事がよくありました。そういった積み重ねの作品を集め、平成12年に15周年、平成18年に20周年思い出展を豊明文化会館ギャラリーにて盛大に行う事が出来ました。
現在は、会員数は減り、会員の高齢化もあり、遠出の採拓は無理となってきました。しかし、市内の寺や県内の寺、公園などには、まだまだ句碑があり、先輩会員から後輩会員に採拓の技法を教えながら、良き仲間と技術を高め合い、絆を深めています。そして、夏休みに行った子供体験教室を通し、身近な物で採拓をし始め現代に合った作品造りにも挑戦し、若い世代の獲得にも努力して行きたいと思います。
作品の発表の場としては、図書館での豊明拓本展、みどりの文化祭、豊明まつり文化展があります。